2017年11月27日月曜日

BS1スペシャル「原発事故7年目 甲状腺検査はいま」




BS1スペシャル「原発事故7年目 甲状腺検査はいま」

2017年11月26日(日) 午後10:00~午後11:50(110分)

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http://www.dailymotion.com/video/x6ana8r


2017年11月20日月曜日

7年目。長野県の鹿肉から156ベクレル検出

富士見町で捕獲ニホンジカ 基準超すセシウム


     県林務部は17日、諏訪郡富士見町で捕獲された雌のニホンジカ1頭の肉を調べた結果、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウム137を156ベクレル(1キログラム当たり)検出したと発表した。林務部は同日、県内に30ある食肉加工処理施設に、富士見町で捕獲されたニホンジカの取り扱い自粛を要請。飲食店や県民にも販売、摂取の自粛を求めている。

 県内のニホンジカから国の基準値を超える放射性セシウムが検出されたのは、2012年6月に北佐久郡軽井沢町で捕獲された雄1頭以来で2例目。自粛要請に法的根拠はないが、県は今後、政府の原子力災害対策本部が原子力災害対策特別措置法に基づき、取り扱いの制限を指示する可能性があるとみている。

 県は年40頭のニホンジカやイノシシの肉に含まれる放射性セシウムを調べている。富士見町のニホンジカは今月13日に捕獲されたうちの1頭で、16日に県環境保全研究所(長野市)が検査した。

 町産業課によると、町内では有害鳥獣駆除と野生鳥獣肉「ジビエ」として販売する目的で年間700〜800頭のニホンジカが捕獲され、半数近くは、県内外のスーパーやレストランなどにジビエとして出荷されている。

 ニホンジカの肉の加工、販売を手掛ける町内の関係者は、県の要請を受けて当面販売を中止するとし、「シカは自由に動き回る。八ケ岳山麓一帯のジビエにマイナスイメージが持たれてしまうかもしれない」と不安そうに話した。

 また、軽井沢プリンスホテル(北佐久郡軽井沢町)は17日、17〜19日に軽井沢町内2施設で開く計画だった県産ジビエ料理を提供する「信州ジビエフェア」の中止を決めた。検出個体の肉は流通していないが、念のため見合わせるとしている。1施設では17日昼から料理提供を始めたが、食べた客はいないという。もう一つの施設では夕食時からの提供を予定していたが、発表を受けて取りやめた。

(11月18日)

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171118/KT171117FTI090028000.php

2017年11月3日金曜日

東京から110キロ足らず。フクシマと同じく沸騰水型の老朽原発。





東海第二「40年超」申請へ 原電 福島第一と同型炉で初

運転期間延長の申請方針が固まった東海第二原発(左)。右は廃炉作業中の東海原発=茨城県東海村で、本社ヘリ「おおづる」から(安江実撮影)
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 日本原子力発電が来年十一月で運転開始から四十年となる東海第二原発(茨城県)に関し、運転期間の延長を原子力規制委員会に申請する方針を固めたことが分かった。他の保有原発の再稼働は見通せず、経営上、延長が不可欠となっていた。東京電力福島第一原発と同じ「沸騰水型」原子炉での延長申請は初めてとなる。
 原発の運転は原則四十年だが、規制委が認めれば一回に限り最長二十年延長できる。原電は東海第二で、運転延長の申請に必要な特別点検を既に終えている。申請の期限は十一月二十八日で、点検結果を精査した上で正式に決める方針だ。
 原電は東海第二の再稼働を目指し、二〇一四年に新規制基準の審査を申請。規制委は主要な審査を終えており、事実上の適合に当たる「審査書案」の取りまとめに入る見通しだ。東海第二が四十年を超えて運転する場合、来年十一月までに新基準の審査適合に加え、運転延長と設備の詳細設計をまとめた工事計画の認可を受ける必要がある。
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 沸騰水型は加圧水型に比べ規制委による審査が進んでおらず、東電の柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が今年十月に事実上適合した。同型炉でも再稼働できる可能性が出てきた。
<日本原子力発電> 大手電力が中心に出資する原発専門の発電会社。1957年に設立された。東海第二(茨城県)と敦賀1、2号機(福井県)の計3基を保有。東京電力福島第一原発事故の影響で原発が止まり、厳しい経営環境が続く。敦賀1号機は廃炉が決まり、解体に向けた作業を進めている。電気を売れないため、電力会社が電力の供給を受けなくても支払う基本料金が収益源となっており、経営が危ぶまれている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017110202000133.html