2016年11月7日月曜日

「電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及は、 電気の大量利用=原発の促進につながる」


「安倍政権が進める燃料電池車の燃料・水素は、
高温ガス炉という原子炉で製造される!

電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及は、
電気の大量利用=原発の促進につながる!

「エコ」の衣をかぶった原子力延命策を冷静かつ論理的に批判する。」

対 談 誰のための燃料電池車・電気自動車なのか
    小出裕章・上岡直見

第1章 燃料電池車・電気自動車と原子力の深い関係

    「究極のエコカー」の正体は?
    日本全体のエネルギーフロー
    多岐にわたるエコカー
    エコカーの燃費とCO2排出量
    エコカーも環境を汚染する
    エコカーへの多額の補助金
    水素スタンドが足りない
    単なるデモンストレーション
    電気自動車は「走る原発」
    夜間電力が余るから電気自動車?
    「寒い」電気自動車
    スマートグリッドは「スマート」か
    実在しないシステム
    ワイヤレス充電と電磁波公害
    実は普通の自動車も「走る原発」
    省エネ効果が不明なエコカー

第2章 「夢の水素社会」は本当か?

    水素利用の歴史
    原子力と表裏一体の「水素社会」
    「MIRAI」の「燃費」をチェックしてみた
    水素は「いくら」か
    燃料電池車は補助金で走る
    水素の作り方
    水素の輸送と精製
    「CO2フリー水素」のまやかし
    無尽蔵神話
    再生可能エネルギーで作ればいい?
    「大きな水素」社会と「小さな水素」社会

第3章 原子力延命策としての高温ガス炉

    復活した高温ガス炉
    高温ガス炉は「青い鳥」か
    高温ガス炉の構成
    燃料と炉心の構造
    80基以上が必要になる
    「今度は大丈夫」と言えるのか
    数多くの問題点
    使用済み燃料の処理のために推進
    使用済み燃料の貯蔵場所がなくなる

第4章 原発は地域に貢献していない

    自動車こそ「国富」の流出
    エネルギー支出の減少が経済にはプラスになる
    原子力施設立地による所得・雇用効果はあるのか
    原発受け入れ市町村とお断り市町村の比較
    電力供給地の偏在と立地自治体の経済
    「自給」の意義

結びに代えて 安倍政権の真の危険性




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