県への連絡に2時間「どうして」 玄海3号機蒸気漏れ
黒田健朗
2018年3月31日12時25分
九州電力の玄海原発3号機(佐賀県玄海町)が、配管からの蒸気漏れで発送電を止めた31日、原発が立地する佐賀県の山口祥義知事は「今日、九電から原因などについて伺う。経緯も含めてしっかり確認したい」と話した。
蒸気漏れを作業員が確認したのは30日午後7時ごろだが、県に九電から連絡があったのは午後9時ごろだったという。「どんなトラブルだったとしても、まず第一報があると我々も色んな対応ができる。今回どうして2時間程度あったのかは関心事」と述べた。
玄海原発が立地する玄海町の岸本英雄町長は「ちょっとびっくりした」としながらも、「(九電には)今まで以上に安全に気をつけて作業してほしい」と話した。「今回小さい漏れがわかったということは、(九電は)見過ごさないでしっかりと確認作業をしている」とも述べた。町の担当者によると、役場には町民からの問い合わせなどはないという。(黒田健朗)
https://www.asahi.com/articles/ASL3032S7L30TIPE00B.html
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