2014年5月2日金曜日
有機農業でつくられる野菜は、放射能に関しては化学肥料でつくる野菜よりも汚れている
「有機農業で作られる野菜は、放射能に関しては汚れていると思います。
なぜなら・・・、有機農業という農業は、この地球という生態系の、その力を信じて作物を作るというやり方ですね。私は、大変いいことだと思うし、有機農業をどんどん発展してほしいと私は思っています。
しかし、この地球自身が放射能で汚れてしまった時には、有機農業で作られる食べ物が汚れてしまうということは、もう避けられないのです。
それに比べて、化学肥料で作る農業というのが今一般的になっているわけですけれども、化学肥料というのは、例えば、窒素・リン酸・カリというのですが、
カリ肥料というのは、何から作ってるかというと、地下深くに埋まっている塩を掘り出してくるんですね。岩塩というもの。
その岩塩からカリ肥料を作り出すわけで、地下深くに眠っているが故に、人間がばら撒いた放射能で汚れてはいないのです。
ですから、有機肥料という地球の表面の力で育てる有機農業の作物に比べると、地下に眠っていた岩塩で作ったカリ肥料で育てた野菜は、汚染が少ないということに、原理的にはなってしまいます。
個別に言うとたくさんのことを皆さんにお伝えしなければいけないけれども、原理的に言えばそうだと私は思います。
でも、有機肥料、有機農業を支えなければいけないと私は思いますので、
先ほど聞いていただいているように、福島の1次産業を守るということも大切ですし、有機農業をどうやって守っていかれるかということを考えることも大切だと思いますので、皆さんがお一人おひとり考えていただきたいと思います。」
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3244845.html
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返信削除汚染されていない田畑に、汚染されている堆肥などを入れれば、そのようになると思います。
返信削除特に危ないのは自然農法、今までのうちの測定データを見ても、カリ資料の不足によりセシウムを吸収してしまう例がいっぱいあります。
しかし汚染された土壌で作る有機野菜が、必ず化学肥料で作る野菜よりも汚れているとも言い切れません。
なぜならば、化学肥料の畑よりも、有機物の腐食や粘土鉱物を入れた、
田畑の方が、植物がセシウムを吸吸わない、形になり、移行係数が小さくなるからです。
ただまだまだわからないことがいっぱいあります。
もともと粘土鉱物は砂地の保肥力を高めるために土壌改良剤として使われてきましたが、これは逆を言えば。必要な時吸収される形になる可能性があるということで、腐食に関しても同じことが言え、常に足りなくならないよう管理しなければいけなくなると言うことだと思います。
しかしそれは化肥料においても言えることで、カリ肥料を補っていかなければいけないということだと思います。
というわけで、僕も、有機農業やっていれば大丈夫、と言って、放射線の基準も作らなかった、先輩たちに、ちょっと違和感を感じているのです。
(僕は、2011年3月から有機農業休業しております。宮城県では有機農家を含め3月から出荷をやめた人は1人もいなんです。4月の家から2キロ地点の小松菜は3,700ベクレルあったのに)
現実的に今自分はどうしているかと言うと、
宮城県では誰もやらない、5センチ表土はいで除染をやり、
ゲルマニウム半導体測定器で測定して
セシウムの検出されてない鶏糞を使って
田畑を作り直していますが、まだ2反くらいしか終わっていません。
30年かかって作ってきた、ちょっとだけの表土もうしない、がっかりです。
長い道のりです。
いろいろ教えてください。
放射線管理区域並みに放射能汚染された場所は、
返信削除命をつくる場になりうるのか。
予防原則に基づけば、
少なくともこどもたちをその「生体実験」に巻き込んではいけない。
ほんとうは大人も含めて人間が住んではいけない場所。
立ち入ることすらが国際的に法律で禁じられている危険な場所。
そこに住み続けてきた者、そこを故郷にしている者には出て行くことが魂を奪われるに等しいが、
それは大人の理屈。大人が抱えるべき課題。
最優先にすべきはこどもたちに負わせる被害を小さくするか。
忘れたい願望。無かったことにしたい思惑。
避難した人たちを高濃度放射能汚染地帯へ引きずり戻す殺戮は加速している。
願望と思惑が一致した犯罪が際限なく凶悪化するのは、
311以降の5年を見れば火を見るより明らか。
測っても放射能は減らない。
永久に消えない汚染。
汚染された場所でつくられた作物が流通する限り、必ずこどもの口に入る。
子どもを殺し続けることになる。
ほんとうは逃げる場所にすべき場所を汚染させている。
汚染の少ないものをつくり、逃げられない人の為へ命の素を供給するための場所まで放射能汚染を入り込ませている。
http://hangensiryoku.blogspot.jp/2014/04/blog-post_4561.html