2018年9月17日月曜日

鳴沢村「ショウゲンジ」280ベクレル




◇ 県産特用林産物の放射性物質検査について(山梨県森林環境部林業振興課)から発出された情報、 富士吉田市内、鳴沢村内及び富士河口湖町内における野生きのこの採取、出荷及び摂取の自粛について(平成29年8月9日) 及び、平成29年度県産きのこ、山菜(野生)、たけのこの放射性物質検査結果一覧(2017年9月12日 林業振興課) に基づいた報道と思います・・・
◇ 基準値超の放射性セシウ(2017.09.12 18:50 UTYテレビ山梨ニュース)
出荷の自粛が続いている富士北麓3市町村の野生キノコについて、今年最初の放射性物質検査の結果がまとまり、一部から基準を超える放射性セシウムが検出されました。
富士吉田市と富士河口湖町、それに鳴沢村の野生のキノコは、東日本大震災後、国の基準値を超える放射性セシウムが検出され、出荷の自粛が続いています。
きょうは今年最初の検査結果が公表され、10の検体のうち、鳴沢村のショウゲンジから基準値を上回る放射性セシウムが検出されました。
富士吉田市と富士河口湖町のキノコは基準値以下でしたが、安定して基準を下回るまで国の出荷制限は解除されず、県はキノコの採取と出荷の自粛要請を継続します。
◇ 北麓のキノコ 東京電力に賠償請求へ(山梨県)(2017/9/11 19:39 YBS山梨放送ニュース)
 福島第一原発の事故で出荷制限が続く富士北麓3市町村の野生キノコの放射性物質検査が(2017年9月)11日始まった。一方、昨シーズンもキノコ狩りの鑑札が発行できなかった地元の組合は改めて東電に賠償を求める方針を決めた。
 検査が始まったのは富士吉田市と鳴沢村、富士河口湖町のマツタケ、クロカワなど7種類の野生キノコで、結果は12日に判明する。
 3市町村の野生キノコからは毎年基準を超える放射性物質が検出され、2012年以降、出荷などが制限される状態が続いている。県によると出荷制限の解除にはキノコに含まれる放射性物質が継続して基準値を下回ることが必要不可欠で結果が注目される。
 一方、周辺の森林を管理する地元の恩賜林組合は11日までに昨シーズンもキノコ狩りの鑑札が発行できなかったとし、東京電力に対して約250万円の損害賠償を求める方針を決めた。東電はこれまで過去3回、請求額通りの支払いに応じている。
◇ 鳴沢村のキノコ 基準値超のセシウム検出(山梨県)(2017/9/12 18:47 YBS山梨放送ニュース)
 福島第一原発事故の影響で出荷制限が続く富士北麓3市町村の野生キノコの検査を県が今シーズン初めて行った。検査の結果、鳴沢村の野生キノコから国の基準値の2・8倍にあたる放射性セシウムが検出された。
 検査したのは富士吉田市と鳴沢村富士河口湖町のマツタケ、クロカワなど7種類の野生キノコ10検体。検査の結果、すべての検体から放射性セシウムが検出されこのうち鳴沢村の「ショウゲンジ」は280ベクレルで国が定める基準値100ベクレルを大きく上回った。2012年に初めて野生キノコから基準値を超える放射性物質が検出されて以降、富士北麓3市町村で国による出荷制限が続いている。
 県はキノコの採取についても自粛要請を続けているが無断でのキノコ狩りが横行していて担当者は「自治体と協力してパトロールを行い注意喚起していきたい」と話している。一方、地元の恩賜林組合は昨シーズンもキノコ狩りの鑑札が発行できなかったとして東京電力に対しておよそ250万円の損害賠償を求めることを決めている。
この問題については、山梨県 野生きのこの出荷制限、検査計画、解除の考え方(掲載 2013.10.08)を書きましたが、現地の土壌汚染調査が必要だと書いていました。その後土壌汚染に関する情報は出て来ませんので、野生キノコは土壌汚染とは関係ないのだろうと、更新も放置しています。

https://blog.goo.ne.jp/ictkofu/e/02c6d29bf23375374c1ff22cb0d0ef8c

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